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「建物を守る」役割のある雨樋(雨どい)は適切な時期・方法で修理、交換する事が重要！

雨樋(雨どい)の修理には「簡易な補修」「部分的な交換」「全て交換」の大きく分けて3つあります

「簡易的な補修」は、
おもに雨樋自体のヒビ割れや、雨樋(雨どい)を固定する金具の錆等を補修するものです。比較的簡単な修理であり、ホームセンター等に補修用品を購入して自分で雨樋(雨どい)を修理できる内容のイメージです。

「部分的な交換」は、
簡易的な補修で修理できないほどの雨樋(雨どい)の「破損」や、一定の範囲で劣化が進行している場合に、その部分の雨樋(雨どい)自体を交換してしまう方法です。

「全て交換」は、
同時期に建物すべての雨樋(雨どい)を交換する方法で、その時期については劣化状況を参考に判断する必要があります。高所作業、作業が広範囲となりますので自分で作業を行うには大変危険です。作業が高所な場合や一定範囲に及ぶ場合は、安全性を優先し専門業者に依頼することをおすすめします。

●雨樋の修理に適した時期（周期）
雨樋の修理、交換におけるもうひとつのポイントが、修理の時期（周期）です。
適正な時期を見極める方法として「日常点検」があります。
点検といっても大げさなものではなく、日頃から意識的に雨樋(雨どい)を「見て触れてみる」だけでも、判断の目安になると思います。
手の届かない高所な場所は「見る」だけでも雨樋(雨どい)が壊れていないか、外れてはいないか、水漏れ等はしていないか等の判断ができます。

時期の見極めで一番難しいのは雨樋(雨どい)の「全て交換」のタイミングです。
この判断については、屋根の修繕と同時に工事することで、足場の費用を節約できることもあり、屋根の劣化状況と合わせて判断することが合理的です。